コロナ感染症も第8波までの経験を通して、医療体制の充実強化並びに発症時の対処方法等も標準化が図られ当初のような恐怖感もだいぶ薄れて来ており、連休明けには感染症法上の位置付けも2類から5類へと引き下げられ社会活動も平常に戻す予定です。
このような中、会員の皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私は令和5年4月23日に開催された第43期桜台自治会総会で会長に選出されました久保田巖です。
会長就任のご挨拶といたしまして、自己紹介と自治会運営の活動方針について述べさせていただきます。
出身は東京都の大田区です。桜台へは千葉市花見川区より1986年(昭和61年)12月に転入し、今年で37年目に入りました。
これまで自治会活動に携わったのは、班長3回・副会長1回です。副会長就任時は自治会創立30周年の年で、企画担当としてイベント企画のアドバイザーとなり自治会初の「ゴルフ大会」や「カラオケ大会」等を開催しました。
現在はボランティア活動として「防犯パトロール隊」および「桜台美化グループ」に所属しております。桜台美化グループ通称SBGは、あまりご存じ無い方が多いと思いますが市原市道路管理課より依頼されて、4丁目崖下の道路空き地雑草対策として4名で花畑作りを行っています。
また、2015年(平成27年)〜2019年(令和元年)まで桜台の子供達に故郷意識を持ってもらう一環として有志で開催した「深城池さくら祭り」を企画・立案して実行委員長を務めました。その他、市原市の関わりとして「市原市事業点検員」を2年、「いちはら未来会議委員」を3年務めました。
次に自治会運営の活動方針について述べさせていただきます。
桜台自治会の最優先課題として、会員の高齢化による自治会役員のなり手不足があります。班長〜理事までは順送りで辛うじて維持されていますが、会長・副会長・地区長のなり手不足はかなり深刻になっており、役員改選時は旧役員の方々が大変なご苦労を強いられている現状です。
桜台自治会の高齢化率は推定60数%程度と思いますが、逆に考えると現役世代・子育て世代の方々が40%程度いることになります。自治会の役員は現役を引退した人がやれば良いとの思い込み文化が醸成されているのではないでしょうか。確かに若い世代の方々は仕事に育児に大忙しで自治会活動どころではない事も経験者として理解できます。この文化を払拭するためには、若い世代の方々に自治会活動を正しく理解していただく必要があり、そのためにはコミュニケーションの改善が重要となります。
私は自治会館をコミュニティーの中核と位置付け、誰でも気軽に立ち寄れ、お喋りし楽しめる会館にしたいと思っています。例えば大型TVを活用して年齢層別のアニメや映画鑑賞会・スポーツイベントのPV(パブリックビューイング)開催・各種ボランティアへの勧誘等を通じて、自治会役員が若い世代の方々とコミュニケーションを図り意見交換や相談に応じることで、自治会活動の楽しさや理解を深めてもらえるのではないかと考えます。また、自治会活動を楽しく身近に感じてもらうためコロナ禍で中断されていた子供神輿や盆踊りやフェスティバルもコロナの感染状況を判断しながら簡素で効率的に再開したいと思います。
最後になりますが、予算の執行についての考えを述べます。
令和5年度の予算は前年度の繰越金、約100万円で収支の均衡を保っていますが実質的には赤字予算となっています。予算の健全化を図るため無駄な支出を省くと共に予算額の15%削減を目標に取り組んで行きたいと思います。
スローガンにもあるとおり、10年先・20年先を見つめて誰もが住み続けたいと思える楽しく魅力ある街作りを目標に、時間はかかりますが、次世代へのバトンタッチが可能な自治会を目指して活動したいと思いますので会員各位のご協力を賜りますようお願い申し上げます。 |
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